NPO法人

昨年末に NPO 法人となり初めての練習会となった１月２５日（土）、ファインプラザ大阪でスタッフの子どもたちも含めて10名ほどが一緒にサッカーを楽しみました。いつも通り、『いつでもきゅうけい OK』『いつでもさんか OK』を伝えてから練習をスタートしました。

今回は手つなぎ鬼ごっこで少し体を温め、ボールを使って、ドリブルやパスの練習、ミニゲームを行いました。鬼ごっこでは、年上のお兄ちゃんが率先して声をかけて寒い冬空のスタートでしたが、いつの間にかみんな上着を脱いで、ボールを使っての練習をスタートしていました。ドリブルやパスでは、ぶつからないように周りを見ながらドリブル、パスをしたら動くというサッカーの基本的なことも練習の中で取り組んでくれました。ミニゲームになるとそれぞれが必死にボールを追いかけチャレンジしてくれていました。そんな活動の中で、『今日はシュートを決める！』と朝からお家で話してくれていたり、ずっと練習会を楽しみにしてくれている子どもがいたりと１ヶ月１回の練習が少しずつ参加してくれる子どもたちの日常になってきていることが嬉しかったです。

そして、今回は私の息子たちも参加してくれました。いろんな子どもたちが一緒にサッカーをしているチームの中で、練習終了後『俺のパスうまかったやろ！』そんなことをいっぱい話してくれました。そんな会話の中で『あの子は何か障がいがあるの？』と聞いてきたので、『どう思う？』と聞き返すと『わからへん。』と一言、『でも、めっちゃうまかったわ。』と教えてくれました。
子どもたちにとって大切なことは、どんな障がいなのかを理解することではなく、どんなことができるのか、何が得意で、何が苦手なのかを考えて、みんなで楽しめるように工夫していける力を身につけることだと思います。本チームがめざすべき姿がそこにあります。